【本から人生を学ぶ】1度は読むべき永遠の名作本厳選11(小説編)

【本から人生を学ぶ】1度は読むべき永遠の名作本厳選11(小説編)

本当に面白かった名作本11冊を厳選しました。

映画・ドラマ化された有名な作品多めです。

もし読んだことがないものがあれば、是非1度読んでみてください。

素晴らしい出会いになること間違いありません。

今回紹介する11冊は、私が少なくとも2回以上(中には10回以上)は読んだ、本気でおすすめする作品です。

この11冊は、子供が大きくなったら読ませたいと思って大事に読んでいます。

紹介するにあたり、特に順位はありません。

最後の11冊目まで、心からおすすめする、永遠の名作本です。

本当におすすめする名作本厳選11冊

・現在私の本棚にある小説本を紹介

・2回以上読んだ、心からおすすめできるもの

・国内作品もありますが海外作品多め

・海外作品は訳者によって読みやすさが変わるので、私が読んだ訳者の本を紹介

 

目次

高慢と偏見(上・下)/ジェイン・オースティン

(中野康司 訳)

ひとこと紹介

1度読んだら先を読まずにはいられない、究極のドラマチック小説。

19世紀イギリスの階級社会や生活習慣をのぞくことがでます。

プライドや偏見によって、真実を見抜けず、相手を誤解することから生まれるドラマは、世界共通で面白い!

大人気映画「ブリジットジョーンズの日記」も、この小説をモチーフに作られたと言われていますし、映画化やドラマ化も何度かされている、永遠の名作。

あらすじ

明るい知性をもつ田舎の地主の娘、主人公エリザベスが、大富豪の美男子ダーシーと出会うのですが、その高慢そうに見える態度に反感を抱きます。

一方ダーシーは、知的で快活とした性格のエリザベスに惹かれていきますが、身分の違いから自分の気持ちにブレーキをかけようとします。

エリザベスの姉のジェインも、ダーシーの友人であるビングリーと恋に落ちそうになるのですが、母親の結婚への過剰な期待とアピールにより、その縁が遠のきます。

偏見や誤解、秘密や信頼を経て2人の恋は結ばれるのか、それとも身分の違いに立ち向かうことはできないのか…

読み終わった後は、イギリスの美しい庭で過ごす貴婦人の気分に浸れること間違いなしです。

ゴッドファーザー(上・下)/マリオ・プーヅォ

(一ノ瀬直二 訳)

ひとこと紹介

映画ゴッドファーザーの原作です。

主人公ヴィトコルレオーネとその息子マイケルコルレオーネの生き様が描かれた小説。

「真実を見抜く目」と「何よりも重要だと考えている友情」によって組織のドンへと成長するヴィトーコルレオーネの生き様が描かれる。

フィクションなのですが、ノンフィクションなのではないかと思えるストーリー。

単なるマフィアの話だと敬遠している方は損ですよ。

特に仕事をしている方、ビジネスをしている方はモチベーションが上がります。

私は1年に1度は読みたくなる本です。

あらすじ

話は娘の結婚式から始まります。

イタリアのシシリーでは、娘の結婚式に頼まれごとを聞き入れる習慣があります。

イタリア移民であるヴィトコルレオーネ(ゴッドファーザー)に、初めて頼み事を相談来たアメリゴ・ボナッセラの、ドンへの告白から話は始まります。

友人として頼みを聞いてもらえますが、友情の証として、いつか頼みごとをするかもしれないと言われ、動揺するアメリゴ・ボナッセラ。

この頼みというのが、話の中盤、忘れたころにやってきます。

途中に、若き頃の主人公のヴィトーコルレオーネがイタリアから移民としてやってきて、”尊敬さるべき男”としてのし上がっていくエピソードも挿話として描かれています。

「友情に比べれば、才能なんてものは屁のようなものだ。」

「決して脅すのではなく説得することだ。」

(本文 ヴィトーコルレオーネのセリフより)

映画を見たことがある方も、是非読んでみてください。

著者が本当に伝えたいことが、本では描かれています。

読み終わった後のあなたの心は、ゴッドファーザーです。

白い巨塔(全5巻)/山崎豊子

ひとこと紹介

山崎豊子の徹底的な取材から生み出された、リアリズムを追求した作品で、何度もドラマ化されています。

医学の専門的な描写もすんなり理解できるように描かれていて、楽しく読めます。

国立大学医学部の教授選の実態が、医学を目指すその心とは全く無関係の派閥や力でで選ばれる様を、はじめて公にしたといって良いでしょう。

読んだら絶対心に残る、永遠の名作です。

あらすじ

食道噴門癌の手術を得意とする財前五郎が、医学部の教授選で伸し上がるまでと、教授になってからの栄光と影の話です。

外科手術で注目を浴び、傲慢な性格の財前と、患者の為を思い、医学の道ををひたすら突き進む内科の里見が対比として描かれています。

最後は医師のプライドを感じさせる終わり方で、圧巻。

最後に財前が患者の立場で選んだ医師が、里見であるというところに、著者の気持ちが描かれているように思います。

山崎豊子の作品は徹底した取材によるリアリズムを追求した社会派作品ぞろいなので、この作品も何かの事件を題材にしているものと思われます。

大学病院の実態を描き切った、社会派小説。

現代の医学会も変わらないのだろうか…

トラッシュ/山田詠美

ひとこと紹介

この作品は、「ジェシーの背骨」のその後の話ですが、別の作品として成立しているので、あらかじめ「ジェシーの背骨」を読んでいなくても楽しめます。

「ジェシーの背骨」は恋人の子供であるジェシーとの関係を主に描いているのに対し、この「トラッシュ」はリックとの関係を主に描いています。

愛されることに対し、その愛を失った後の自分をみてしまい、お酒におぼれるリック。そしてそれを理解できない主人公のココ。

愛することや愛されることが素直にできない人がいることを考えさせられる作品。

恋愛に悩んでいる人にぜひ読んでほしい。

そして私がどちらにも共感を覚えるのはなぜだろう…

あらすじ

愛する男リック、その子供ジェシーと3人で暮らすココ。

愛されることを望むと、そこから逃げ出すように酒をのみ、出歩くリック。

そして2人の関係を敏感に感じるジェシーとの暮らしから話は始まります。

リックはココを愛しているのに、なぜそこから逃げ出そうとするのか。

そしてその生活から本当の意味で逃げ出したのはどちらだったのか。

最後に2人は幸せを見つけることができるのか。

恋愛をしている女性に読んでほしい、おすすめの1冊。

恋愛のhowto本なんかよりも深く、染み入る1冊です。

ボヴァリー婦人/フローベール

(生島遼一 訳)

ひとこと紹介

フランス文学の名作であり、フローベールの代表作。

夢見がちな若い妻であるボヴァリー婦人が、どのようにして不貞をするに至り、浪費がやめられなくなっていったのかを書いた作品。

バルザックのゴリオ爺さんも同じ時代の話で、やはりフランスを舞台にした不貞の話ですが、この時代はこの不貞の話が多い。

実際に多かったのだと思います。

女性が相手の好意を受け入れるということは、自分を手玉に取られるということだということを考えさせられる作品。

あらすじ

田舎医者のボヴァリーの美しい妻であるエマ(ボヴァリー婦人)が、恋の情熱にあこがれながら田舎の暮らしで退屈する。

そんな中、侯爵家の舞踏会に招待され、その華やかさに圧倒される。

それが余計に自分の生活を幻滅させ、無気力になり、それを心配したボヴァリーは別の村へ移り住むことにする。

そこで、青年レオンに出会いお互い惹かれ合うが、法律の勉強の為レオンは遠くはなれたパリへ行ってしまうが…

最後は、夢見がちな女性の、恋に対する情熱の行く先について考えさせられます。

暗号解読(上・下)/サイモン・シン

(青木薫 訳)

ひとこと紹介

古代ギリシャ時代から使われてきた暗号の歴史を、有名な歴史のエピソードを交えて紹介した1冊。

エピソードだけでなく、その暗号の仕組みも詳しく紹介されていますが、暗号やプログラミングに詳しくない私でも、楽しく読めました。

暗号解読からひも解く歴史エピソードは、それぞれが映画化できるほど濃いお話です。(実際にいくつか映画化されています。)

サイモン・シンという人の知識の深さ、そして暗号作成者と暗号解読者の攻防を楽しめる1冊です。

読み応えがある、心からおすすめできる作品です。

あらすじ

まずは、スコットランド女王メアリーの処刑されるに至ったエピソードから始まります。

エリザベス女王の親戚であり、スコットランドの女王でもあるメアリーを処刑することには、慎重にならざるを得ないエリザベス女王。

そこでエリザベス女王の暗殺を企てていたかどうかを明白にするために、メアリーの手紙の暗号解読に着手することになります。

そして本文は暗号の歴史をたどりながら進みます。

・手紙しか通信手段がなかった時代の暗号

・戦争時代に突入し、暗号機エニグマにより作られた暗号

・エニグマ暗号を解読するための学者による暗号解読組織

・そして現代、情報を守るためのコンピュータの暗号化

暗号解読からひも解く歴史と、知的興奮に満ちた天才たちのドラマです。

作者サイモン・シンの頭脳と繋がれます。

悲しみよこんにちは/サガン

(朝吹登水子 訳)

ひとこと紹介

サガンのデビュー作にして、世界的ベストセラー小説。

大人へと近づく少女特有の好奇心、微妙な心の動き、残酷さが描かれた傑作。

リラックスしながら読み進め、まるで映画をみているように、景色や情景が心に浮かび、あっという間に引き込まれ、一気に読んでしまった作品。

18歳が書いたとは思えない作品ですが、18歳だからこそ書けた作品とも言える。

あらすじ

生活力があり、魅力的な独り身の父と暮らす17歳の少女セシル。

女たらしで、あきやすく、そしてもてる父。その父に愛されている少女の主人公。

常識で言えば目をひそめるような状況だが、彼女にとって理想的な愛すべき関係性のように描かれている。

父親との安易で自由な生活に、憧れの女性であり、反発の対象でもあるアンヌが現れる。

父親のアンヌへの思いに今までとは違うものを感じる主人公セシル。

父と子の関係であっても、お互いの恋愛についてあたりまえに話すのが、普通のように描かれているのは、フランス人ならではなのでしょうか。

美しい南フランスの海岸を舞台にした、美しく残酷な物語。

風と共に去りぬ(全5巻)/マーガレット・ミッチェル

(大久保康雄 竹内道之助 訳)

ひとこと紹介

言わずと知れた名作です。

原作は映画とは内容が少し異なりますが、原作の方が登場人物をより深く理解できます。

舞台は南北戦争。敗北した南部に焦点をあてた物語です。

翻訳は、この「大久保康雄 竹内道之助 訳」が読みやすいと感じました。

私がこの名作から考えさせられたことは大きく2つあります。

・「似た者同士が結婚することで初めて幸せになる」のは真理なのか

・すべてを失い、貧しく、どん底に置かれたときに2つの生き方について

1.「ふるまいをかえず、評判を気にし、今までの生き方を変えない」

2.「家族を守るため、評判を気にせず、どんなことでもする」

評判を気にせず、人に何と言われようと自分の思った通りに生きるスカーレットに激しく共感しながら、実際の私は、評判を気にするアシュレーの生き方をしているのではないかと思います。

なぜなら、ツイッターもブログも顔出ししていないのですから。

登場人物とあらすじ

スカーレット:南部の大農園のお嬢様として育った、輝く美貌と魅力的な激しい気性の持ち主。

アシュレー:南部大農園の跡取りで、思慮深く、芸術や文学を愛し、理想に生きる人物。

メラニー:文学が芸術を愛し、心優しく、善良で賢く、理想に生きる人物だが、スカーレットと同じ芯の強さを持つ。

レット:南部出身の大金持ち。男らしく、強く、評判を気にせず、どんな手を使ってでも稼ぎ、生きる強さを持った人物。

南部が南北戦争へと突き進むなか、それぞれ違う性格の男女がどう生き抜くいていくのか。

現代にも通じる、壮大な人生の物語。

あなたはどの生き方をしますか?

ワイルドスワン(上・中・下)/ユン・チアン

(土屋京子 訳)

ひとこと紹介

中国ではタブーとされている、文化大革命時代の人民の考え方、暮らしを明らかにしたノンフィクション。

中国人の思想、そして受け継がれてきた考え方が理解できます。

そして中国人に対する見方が変わります!

中国からイギリスにわたった作者によって書かれた本で、イギリスでは大ベストセラーになり、日本の読者も非常に多いことでも知られています。

何かと話題の中国を、理解できる究極の1冊。

あらすじ

祖母→母→著者の順に、文化大革命前~文化大革命までの時代を生き抜いた3代の女性のノンフィクション。

著者の「母」が生まれるに至った、祖母の話から話は始まります。

祖母も、母も、私も、異常な時代と異常な社会に翻弄されながら生きてきました。

とほうもなく残酷な時代であり、それだけになお、崇高な人間性が強い光を放った時代でした。

(中略)

極限状態のなかで人間は何をするか、何ができるかを書いた本です。

(本文冒頭の「日本のみなさんへ」より)

苦しい時代だからこそ、助け合うことで生き抜くことができる姿を目の当たりにできる1冊。

個人プレーの時代にあって、人との繋がりが大切に思えます。

小説十八史略(全6巻)/陳舜臣

ひとこと紹介

日本生まれの著者がまとめた、中国の殷から元までの歴史をダイジェストに紹介した歴史本。

一つ一つのエピソードの深堀はされませんが、今まで知らなった中国史の一番面白い場面をダイジェストで楽しめます。

中国の古代の歴史が、どのようにして現代にまで伝わっているのかについても、触れられています。

日本は8世紀からしか当時の歴史が書物として残っていませんが、中国では紀元前に書かれたとされる竹簡という竹にかかれた文書が出土し、今までに伝わってきた歴史の事実が明らかにされています。

現代に伝わっている2000年以上前の歴史が、本当だったんだと思うとわくわくしますよね。

歴史にできるだけ忠実に書かれた中国史を理解できる本。

あらすじ

冒頭は紀元前1030年ごろの殷の時代、「酒池肉林」のエピソードで有名な暴君紂王の話から始まります。

天下を狙う周が、絶世の美女妲己(だっき)がを使って、殷の紂王の暴君に拍車をかけさせ、天下を取っていくエピソードから、さっそく面白い!

中国の長い歴史を見ていくと、数々の暗君、名君、暴君(名君が暗君になったりもします)が繰り返されますが、自然と名君と暗君の共通点が出てきます。

すべて読み終わったとき、きっと何かしらの哲学を感じ取ることができるはずです。

ハリーポッター(全7話)/J.K.ローリング

(松岡佑子 訳)

ひとこと紹介

史上最も売れたファンタジー小説です。

70以上の言語で翻訳されています。

小説では映画で表現しきれなかった、ダンブルドアやヴォルデモートの過去も詳しく描かれていて、より深くハリーポッターの世界を理解できます。

他にも愛すべき登場人物それぞれのエピソードが多くつまっていて、映画よりもどっぷりハリーポッターの世界に浸れます。

ペーパーバックやソフトカバーの本が扱いやすくておすすめです。

私自身は全部で3回読んだうえ、長男が年長の時から4回目を一緒に読んで楽しんでいます。

ハリーポッターの世界では、現実の世界でも存在する貧富の差、人種の差、偏見、思想の違いがあり、登場人物に深い感情移入ができるようになっています。

ファンタジーですが、ミステリー要素も多く、過去の出来事やなぜそうなったのかを考えながら読み進めますので、読み応えがはんぱない。

子供と一緒に楽しみたい物語ナンバーワンです。

あらすじ

おじさんおばさんの家の物置部屋に住む、両親のいない少年…それがハリーポッター。

ある日、ハリー宛の手紙が届きますが、それを取り上げ隠すおじさんとおばさん。

結局手紙を直接届けに来た、毛むくじゃらの男ハグリッドより「おまえは魔法使いだ。」と言われ、その後新しい世界へ足を踏み入れるハリー。

両親を殺したヴォルデモートとの闘いに、最後まであきらめずに立ち向かえるのか。

友情、勇気、信頼、成長の物語。

「自分が何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかなんじゃよ。」

(「秘密の部屋」ダンブルドアの言葉より)

ハリーにあってヴォルデモートにないものは何だったのか。

最高のファンタジー&ミステリー小説です。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

本の紹介をするにあたり、すべての本にざっと目を通したので、記事作成にかなり時間がかかってしまいました。

そしてもう一度、じっくり読みたくなりました。

本は低価格で楽しめる最高の娯楽ですね。

しかも持ち運べて、どこでもすぐに楽しめます。

お気に入りの1冊が見つかるとうれしいです。

それでは^^/

 

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