私の株式投資歴は14年です。
最初はデイトレーダーとして出発しましたが、訳あって現在は長期投資家です。
今日は、私がデイトレードから長期投資へと転換したわけについてのお話です。
※この記事は5分で読めます。
長期投資の方がメリットが大きい

よく「9割の投資家が損をしている」と言われています。
しかし、アメリカ人の資産の内訳は半分が株式・投信信託で占められている事実をご存知でしょうか。
しかもその投資は損失どころか利益を生み出しているのです。
損失を出している投資家のほとんどが、短期トレード
ここで私が思う、長期投資の大きなメリットを3つあげます。
日々の値動きに一喜一憂しなくて良い
じっくり企業分析ができる
配当金が入る
・短期間で大きなリターンを得ることはできない
・社会情勢や経済動向に大きな影響を受けることがある
私が考える長期投資の一番のメリットは、企業の分析をじっくりした上で投資ができることです。
「この会社は今後きっと伸びるだろうな。」
そう考えた企業について調べ、投資をすることは、最大限リスクを抑えることにつながります。
私はFP2級資格を取得した後、まずはデイトレードから投資をはじめました。
それでは、なぜデイトレードから長期投資へ転向したのでしょうか。
それにはやはり理由がありました。
早速私の投資初心者失敗エピソードを紹介していきます。
私がデイトレードをやめる決意をしたワケ

私は、ホリエモンのライブドアショックがあった頃の2006年から株取引を始めました。
当時はインターネットの普及により個人投資家が増え、「デイトレード」等のワードが注目を浴びた頃でした。
私は取ったばかりのAFP資格と証券外務員の資格に加え、5~6冊の株に関する本の知識を基に、ネット証券で株取引を始めました。
デイトレード・原資はそれまでの人生で貯めた100万円
私は、テレビやネットで目にする、株で稼いでいる人を自分に当てはめ、「私も株取引で稼いでいこう!」という期待を胸に、株取引を始めたのです。
100万円を基に、コンスタントに収益を重ねるためには、デイトレードしかありません。
よって選択したトレードスタイルはデイトレードでした。
デイトレードを始めた私は、本のアドバイスに従い、トレード結果をブログに書いていました。
ブログに書くことによって、一日を振り返り、日々トレードを研究しているつもりでいました。
でも私のトレードは、同じパターンからなかなか変わることができませんでした。
「デイトレード初心者」私の負けパターン
・選んだ株をちょろっと調べ、大した考察もしない
・取引板をみて、なんとなくここだと思ったところに指値で買いを入れる
・約定されたら値動きを見てハラハラドキドキ
(この時点で予想の値動きなんて頭から飛んでいます。)
・値が上がると「もう下がるんじゃないか」と早々に売りを入れる
・その後さらに値を上げて後悔
・値が下がると「もう少ししたら戻るかもしれない」と損切りが遅れ、損失を膨らます
・損切りした後に値を戻し、さらにがっくりくる

振り回されぶりが半端ない…
デイトレードの失敗ぶりが本に取り上げられた
慣れていないからだろうと、その後何度もトレードに挑戦したのですが、心を冷静に保ちながらトレードをすることが私にはできませんでした。
勉強不足と経験不足であることは分かっていましたが、経験不足を補うまでに私の原資は底をついてしまうだろうということは容易に想像できました。
迷った挙句、私には向いていないなと判断してデイトレードを辞めることに決めました。
その後残った資産で上京し、就職し、結婚して今に至ります。
実は、当時のがっくりきているブログの記事が出版社の方の目にとまり、記事執筆の依頼を頂きました。

この記事執筆で、ほんの少し負けを取り戻せたけど^^